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Conference papers

共通日本語アクセントは二型アクセントか: 情報理論からの観点

Résumé : 本研究では共通日本語のアクセント型がどれぐらい予測しにくいかを計量的に調査した.アクセント型の分布にモーラ数や語種(和語・漢語・外来語)等によって偏りがあることに着目し,Kubozono (2006; 2008) が推測するように共通日本語アクセントが二型であるといえるかどうかも検証した.コーパスから頻度の高い名詞を 5000 語集め,アクセント型の分布の偏りを情報量という一つの数値で表し,情報量からアクセント型の有効数を計算した.また,条件付き情報量による有効数を使い,語種・モーラ数・音節構造の情報とその組み合わせがアクセント型の予測にどの程度役立つかを測った.その結果次のような点が明らかになった. 1. モーラ数と音節構造という情報を考慮すると,和語 >> 漢語 ≃ 外来語の形で表されるようにアクセント型が予測しにくい(和語が一番予測しにくい). 2. 語種・モーラ数・音節構造のすべての情報がある場合のみ,アクセント型の有効数が 2 以下となり,共通日本語アクセントが二型アクセント体系に相当するといえる. 3. ただし,アクセント型の有効数が 2 以下となるのは漢語と外来語のみで,和語は二型とはいえない.
Document type :
Conference papers
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https://hal.archives-ouvertes.fr/hal-03388347
Contributor : Thomas Pellard Connect in order to contact the contributor
Submitted on : Wednesday, October 20, 2021 - 1:26:29 PM
Last modification on : Wednesday, October 27, 2021 - 4:03:02 PM

Identifiers

  • HAL Id : hal-03388347, version 1

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Citation

Akiko Takemura, Thomas Pellard. 共通日本語アクセントは二型アクセントか: 情報理論からの観点. Proceedings of the 163rd Meeting of the Linguistic Society of Japan (日本言語学会第163回大会予稿集), Linguistic Society of Japan, Nov 2021, Online, Japan. ⟨hal-03388347⟩

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